2009年1月*日11時:香港・上環フェリーターミナル
マカオでの”初体験”を終え、香港に帰った我々まりりんとひで一行。
上環から、目の前に駅があるトラムにとりあえず乗ります。
もちろん、香港の右も左も分からないので、「ただトラムに乗ってみたい!」と言う思いです。
初めて香港に来る日本人観光客は、
「二階建てバスに乗りたい!」「トラムに乗りたい!」「船に乗りたい!」と、
「いつから乗り物ヲタになったの?」ってほど乗り物攻めです。
我々もそれを制覇すべく、まずはトラムです。
行く宛ても無く、予定も無く、ただただ香港を適当に進みます。
トラムは、上環を過ぎて、中環、金鐘、そして湾仔という大都会のメインロードを貫きます。
「てかさ・・・行っても行っても、高層ビルばっかりなんだけど・・・笑」
香港は高層ビルが立ち並ぶ街ということは事前知識として理解していましたが、
それにしても凄い。どこまで行っても、高層ビルがあるわあるわ。
新宿やら汐留、丸の内の高層ビル街なんて、香港に比べるとちっぽけです。
今まで、東京が世界で一番の大都市だと思ってました。
実際にこの旅行までに、オーストラリアやタイにも行きましたが、
それよりも東京は比べ物にならない大都会だったからです。
しかし、この香港、そしてこの後に行くニューヨーク、或いは上海なんかを見ると、
世界における東京の地位というのが、身を持って感じられるようになりました。
「おい、東京、負けてるわ・・・。」
今でこそ、東京と香港の両方に住んだ経験のあるまりりんは、
それぞれを比較して、「東京?香港?比べ物にならないくらい香港は便利で大都会。」
と言えますが、この時は、一日本人として、ショッキングな出来事と感じました。笑
まさか、東京が負けるなんて・・・。
香港を憎む気持ちとともに、もっと知りたい、なんでこんな都会なんだ?と興味を持ちました^^
・・・やがて、トラムは途中駅終点の銅鑼湾に到着。
いきなり、大都会に投げられて、右も左も分からずたじろいでいる姿。
東京に来た田舎者が、渋谷のスクランブル交差点や、銀座四丁目の交差点で、
感激して、ちょっとビビる姿というのがありますが、完全に我々香港で田舎者状態。
東京という極東の田舎から、香港という東アジアの大都会にポイっと投げ込まれた感じ。
とりあえず、近くにある中華料理屋、というと東京にある街の小さな中華料理屋さんのような
イメージしかありませんが、そこは「鼎泰豐」というかなり良さげなレストランでした。
後で分かるんですが、香港料理、というより台湾のお店なんですが。
初めての、本場飲茶。中華料理・・・美味すぎる!
そこが、「鼎泰豐」だからという理由はあるにせよ、美味い。
大都会の中に放り込まれ、たじろいでいた我々に、絶品の料理・・・。
香港はどんな街なんだろう。なんなんだ!この街は・・・。
美味しすぎるメシをおなかいっぱい食って、銅鑼湾を歩きます。
<続く>
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