香港から東莞への行き方をガイドします!!
最も簡単な行き方は前回紹介したこちらを。
→”性都”へ確実に行ける。広東省東莞市(常平鎮)への行き方ガイド。
前回紹介した最も簡単な行き方には、デメリットがあり、大陸直通列車の本数が少ないことです。
そこで、大陸直通列車と時間が合わない。或いはもっと安く行きたい。
といった場合の行き方を紹介します。
今回の行き方であれば、片道1000円ほどで行くことができます。
地元香港人や日本人の間でも最もポピュラーな行き方かもしれません。
・大陸直通列車と時間が合わない。或いはもっと安く行きたい。の行き方ガイド。
まずは東鉄線で深圳・羅湖(Lo wu)へ向かう必要があります。
紅磡駅或いは九龍塘駅で東鉄線に乗り換えます。
東鉄線は羅湖行きの他、落馬洲行きの2系統がありますので、羅湖行きに乗って下さい。
3本に2本は羅湖行き、1本は落馬洲行きの割合です。
普通電車は数分に一本あります。
紅磡駅から40分ほどで、終点の羅湖駅に到着します。
→香港空港から深圳・羅湖へ行く方法で、最も楽なのはバスです。
空港バス乗り場から、聯和墟總站行きA43に乗ります(機場客運大樓→上水鐵路站)。
A43は概ね20分に一本あります。運賃は30.9HKDです。時刻表はこちら。
空港から上水駅まで、1時間かからないくらいで到着します。
上水鉄路駅で降りたら、MTR東鉄線上水駅がありますので、羅湖行きに乗ります。
羅湖駅は香港と深圳のボーダーがありますので、イミグレーションがあります。
イミグレーションは他の人に沿って着いて行けば問題無いですが、レーンを間違わないように。
なお羅湖駅は香港と大陸深圳のイミグレーションのために存在する駅です。
地元の人しか、この駅から外に降りることはできず、ほぼすべての人がクロスボーダーします。
なので、間違って羅湖駅に来ようものでも、基本的には大陸に入国せねばなりません。
香港の出国審査を終え、深圳河を渡ります。この河が香港と大陸のボーダーです。
河を越えると、色々と面倒なことが待ち受けてますので、気を引き締めましょう。笑
余計な話しですが、香港人は、この深圳河のボーダーを超え中国に入ると、
気を引き締めるとともに、気楽な香港モードから大陸モードにスイッチが入るようです。
鞄を前に抱えたり、スリに合わないようにと、防衛本能が働くよう。
本当か嘘か、もし大陸で病気や事故あった場合、死にそうになっても、深圳河を超えて、
香港に戻ってから救急車呼ぶなり、病院に行くそうです^^
確かに、大陸から香港に帰る時、僕は簡体字と繁体字、普通話と広東語が
変わり目の印象を受けますが、繁体字を見た時は、かなり落ち着き安心します。
治安の良い香港と違って大陸、特に羅湖駅前は気を引き締めて下さい^^;;
別に治安悪いとかそういうことを言っているわけではなくて、気を付けて下さい、ということです。
深圳の入国審査を超えると、羅湖駅前広場に出ます。
ここ深圳・羅湖から、新幹線、中国的に言えば高速鉄道に乗り換えます。
イミグレーションを出て、左へ進んで下さい。階段の上り下りはありません。
左へ進むと、書店やら薬局が見えてきますので、
そのまま「火车駅售票/候车」の看板へ向かって進みます。
しばらく歩くと、左手に券売機がありますが、我々日本人は券売機では
切符を購入できないので、スルーして下さい。
目の前に空港の荷物検査のようなところがありますので、そこを潜ります。
荷物検査はザルですが、荷物検査に多くの人が殺到していますので、
自分の荷物を見失わないよう、また取られないように要注意です。
荷物検査を抜けると、左側に有人切符窓口がありますので、そこで切符を購入します。
言葉ができなければ、「常平」と書いて、同時にパスポートも出して下さい。
一人なら1位、2人なら2位と書き加えても良いでしょう。英語は通じません。
特に何も言わなければ、空いている一番早い発車時間の切符を発券してくれます。
高速鉄道は10分に一本くらいは出てるので、空いていればそう待つことはありません。
しかし、休日等でしたら結構混んでるかもしれませんので、しばらく待つかも・・・。
その場合は一等車であれば空いていることもありますので、一等車を指定しましょう。
一等車なら49.5元、二等車なら44.5元です。
ほとんど値段は変わらないですが、座席の質もそんなに変わりません。
二等車は確か2+3列ですが、一等車は2+2列という違い。
ただ気のせいか客層は、二等車と一等車で違うように思えます。笑
その後、改札機を超えて待合室があります。
電車発車の10分前くらいからホームに行けますので、それまでここで待機します。
汚ったねぇ公衆便所(中国ではかなりマシか。)と小さな売店があります。
切符にある列車番号と、案内板の列車番号を確認して、みんなでホームに向かいます。
あとは、切符に印字されている指定の号車と席に行くだけです。
座席は指定ですが、端から指定されているため、例えば前方座席は空いてるのに、
後方はガラガラといったことが良くあります。
隣が可愛いねーちゃんでも無ければ、私は深圳駅出発後に席移ります。
深圳駅を出発して、次の駅が樟木頭駅、その次の駅が常平駅になります。
所要時間は30分と少しです。
以前は東莞という駅名でしたが、今は常平駅に改称されています。
東莞市・常平駅に到着です!!
この行き方のメリット、デメリット。
メリット
・香港から安く行くことができる。
・鉄道という性格上、言葉や地理感に多少の問題があっても問題がない。
・朝から晩まで時間を選ばず行くことができる。
デメリット
・羅湖の国境超えと高速鉄道に乗るために、大陸直通列車よりも時間がかかる。
そして、羅湖の国境越え、高速鉄道が混雑状況によって長くなることがあるため、
行ってみないと正確な時間が読めない。(場合によってはかなり待つことも。)
・羅湖の国境越えが面倒だし、大きな荷物を持っての移動は邪魔になる。
僕は香港から行く時の体力有る時はここで紹介している高速鉄道ルートで、
帰りの疲れている時は、東莞から香港直通列車を使います。これがベターかなと。
・・・さて、常平に着きましたが、これからどうすれば・・・。となると思います。
どうやって、サウナに店に行くの??歩き??走って??笑
泊まるところは??と様々あるでしょう。
次回は東莞市・常平駅に着いてからサウナまでの行き方を指南します。
その1と合わせまして、質問ご指摘等ありましたら、宜しくお願いします!
(もっとここ丁寧に解説しろよ、とか。)
<続く>
まぴです。コメントできずに申し訳ありませんがいつも欠かさず拝見しております。
返信削除私もこちらの行き方で参戦してきました。行きは座席指定されるのですが、
帰りは、いつも座れません。あれって帰りは自由席なんでしょうか?
まぴ様
返信削除コメント、ありがとうございます!!
座席指定なのですが、途中駅からだと2等車の場合、座席が指定されません。
つまりは、立席という意味なのですが、実態としては皆空いている席に勝手に座る
ようです。なので、勝手に座っちゃって大丈夫ですよ^^ その席の所有者は居ないわけなので^^
日本とは違う良く分からないシステムですよね。笑 極めて合理的と言えば
そうかもしれませんが。