2009年1月*日6時:マカオ・18サウナ
「ヒデ、おはよう・・・。」
そんな会話をすると同時に、奥のほうからショータイムを知らせる音楽が鳴り響く。
「こんな朝からやってるのか・・・。とりあえず、行くか!」
ヒデもまりりんも、ショータイムに行くのは義務と化しています。
ただ、昨晩のように100人を超えるものではなく、
人数は数人ほど・・・。しかも、みんな眠そうダルそうな感じです。
けれども、朝からこんな光景で、すっかり目が覚めて、
相変わらずまりりんもヒデも元気です!!
「どう?これ、最後のショータイムだよ。」
ネルソンさんは既に居なく、我々のことをネルソンさんより引き継いだという
他のマネージャーが簡単な英語で教えてくれますが、まりりん、ヒデともに動かず。
「まぁ、ねーよなー。でも、朝からやりたいね^^」
そんなことを話しつつ、朝食へ。
朝はバイキング形式ですが、美味しくないのはご愛敬です^^
「ハロ。ニーハオ!」
まさか女の子が、ヒデの隣に座ります。
隣に座るだけではなく、ヒデのあらぬところを触り始めます。
「ヒデ・・・羨ましいから、変われよ!!!」
ブタメンのまりりんより、イケメンのヒデが女の子に好まれるのは仕方ない。
美味しくないメシが、まりりんにとっては更にマズイ。というか、羨ましい!
ヒデは、何とメシ食いながら、元気いっぱいになってしまいました。
「ネェ・・・ゴー!ルーム、ゴー。」
「まりりん、どぉしようかな・・・。せっかくだから、行った方がいいよな。」
「せっかくなんだから、行けよ!笑 俺は朝飯食べて待ってるから。」
もちろん、遠慮することなく、ヒデは部屋へ。
ジャパニーズイケメンも、朝飯より、朝から女です。
女性陣、イケメンの現状を思い知ったか!!!
嫉妬心を抑えつつ、まりりんはマズイメシを食べて、既に営業中止状態のヌルいお風呂へ。
ショータイムは終わり、サウナも停止し、掃除が始まり、なんとなく、現実に戻されつつある。
18サウナの夜明けです。この18サウナにも現実の時間が流れているのです。
昨晩の最高に楽しかった余韻に浸りつつ、ヒデの帰りを待ちわびます。
「夢が、終わる・・・。」
悲しくも、18サウナという夢の世界から出る時間が、いよいよやってきます。
<続く>
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