広州火車駅における農民工の観察。

<続き>

2013年11月2日9時:のんびりと起床。荷物を準備して、チェックアウト。


土曜日朝とあって、既に多くの人が街に出ています。
道端で太極拳やったり、露天市場があったりと、賑やかな雰囲気、大好きです!


さっそく、道端でゲット。僕は変わりモノなので、こういうものが欲しいんです。
もちろん、中華人民共和国を愛する仲間の皆様へのお土産も兼ねてです!
上の免許入れが10元、下のケースが6枚5元でした。


僕はこういう地元のグッズが欲しいんだけど、なかなかこういう分かり易いお土産って、
世界中無いですよね。香港もこの手のは見つからない。


できれば、居民身分証も偽造で作ってほしかった・・・。


いやしかし、これでサウナの女の子をびっくりさせ、自慢できます。


10時:朝飯と昼飯を兼ねて、上下九歩行街にある広州酒店へ。
ここは、「食は広州にあり」で有名な、広州を代表するレストランです。
広州に来た観光客は、絶対に行くといわれているところです^^


店内は贅沢な作りで、僕みたいなミーハーな観光客も、本格的な広州、
イメージするチャイナの雰囲気にすっかり大満足。


そうしたこともあり、店内は混雑。観光客も多そうだけど、地元の人も結構います。
お茶を飲みながら、飲茶を食べて、休日を家族や仲間と過ごす、微笑ましい光景です。
日本にも、こんな飲茶文化、できないかなー。


この広州酒店、席によって値段が異なり、僕らは奮発して20元ほど払い、
良い席に座りました。何が良いかって、お茶が本格的な仕様に変わります。
飽きるほどプアール茶を飲んでますが、ここのは美味しい!


美味しいお茶と、飲茶を食べて、午後はK氏と雑務です。


14時:広州火車駅へ。この近くで用事があったので、単に寄ってみただけ・・・
というのもありますけど、僕の思う広州駅のイメージって、農村から出てきた
農民工が溢れ返り、殺伐としていると勝手に思っております。


その実態を見に行ってみました。


おおよそイメージ通りです^^


失礼ながら、広州の街、或いは都市住民とは明らかに違う雰囲気で、
お世辞にも清潔とは言えない。大きな荷物を抱え、殺伐とし、
イライラしてて、いつ爆発するか分からないような感じです。


とはいえ、危険な感じがするかと言うと全くそんなことはありません。
東莞のタクシーに一人で乗る方がよっぽどビクビクします。


写真にあるこの駅前広場、旧正月には人人人で埋め尽くされるようですから、
その光景、一度は見てみたい・・・。きっと、色々な意味でやばそうです^^


いや、少し調べると本当にやばいよう。


列車運休、15万人が広州駅で足止め!=60万人に拡大も―広東省広州市
<大雪>広州駅で足止め80万人以上、切符払い戻しは38万枚―広東省


2008年1月の旧正月と重なるころに、中国南部の大雪で列車が運休し、
10万人以上の客が広州駅で運行再開を待っていたようで、せっかくの旧正月に
田舎に帰れない!と、客は暴動寸前。


さすがの事態に温家宝首相が駆けつけて、冷静になるように人民に呼び掛けて、
鎮静化を図ったそうです。


最終的に足止め80万人以上とは、スケール凄すぎますわ。


更にこれには後日談があって、雪が止んで、列車の運行再開をしたのが2月1日。
さて、これで田舎に帰れるぞ!!と人民が殺到して、若い農民工女性の李さん
が雑踏の中、将棋倒しになって踏まれて死亡した事故がありました。


本当に悲しい事故です。恐ろしや、人民の多さと、旧正月の広州駅。


雑務の時に会った人から、


「広州火車駅は農民工が多くて、スリとか危ないから注意してね。」


とあからさまに広州市民が広州駅または田舎の農民工を避けているのが伺えます。


切符売り場も人人人・・・。普通の日でこれだから、旧正月とか、連休中は
待っても待っても切符なんて買えなさそうです。


実は、奥に自動券売機があり、空いているんですが、自動券売機に対応している
戸籍IDがなければそこで購入することはできません。自動券売機対応の戸籍IDは
広州都市戸籍の人ならありますが、列に並んでいるような農民工には、その対応IDがありません。


事前のインターネット予約でも切符買えるんですが、この状況を見ると、
まだまだその文化が浸透していないことが分かります。


と言っても、中国の友達はネットで切符を買うと言っていたので、
これが地域の格差なのか、それとも単に世代の格差なのかは分かりません。


駅へ入るにもこの状況です。中国で生きていくって、大変なんだなと思います^^


日本に生まれて幸せだとは思わないけど、失礼ながら、競争の厳しい中国に生まれなくて
良かったと思います。でも、日本人でありつつ、中国に住みたいとは激しく思います。


この国は色々と面白すぎる。
真の当事者ではないからかもしれません。


隣の芝は青く見える。


次は、そんな歴史を探りに、革命記念公園へ!!

<続く>

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